宮崎県都城市の横山病院は泌尿器科に加え、新たに消化器科を併設。
私どもは大腸癌に対する腹腔鏡下手術を得意分野としています。
大腸癌腹腔鏡下手術は2011年05月時点で2362例の経験を積んできており、日本でトップクラスの経験数を持っています。
この度、今までの経験を生かすべく都城市・横山病院にて大腸外科、内視鏡外科を開設いたしました。
当科のスタッフである澤田寿仁と横山剛は、共に日本内視鏡外科学会技術認定医であり、共に虎の門病院において長年研鑽を積んで参りました。今までの経験を十分に生かし、南九州の地に大腸癌腹腔鏡下手術を根付かせるべく努力してゆきたいと考えています。
そもそも、大腸癌腹腔鏡下手術とは、「おなかの傷を小さくして、患者さんの手術直後の苦痛を少しでも和らげること」を大きな目的とした手術方法です。詳細は別項に譲りますが、「大腸癌自体の治療」は当然のこと「手術直後の苦痛の緩和」の両方を満たした治療法が大腸癌腹腔鏡下手術です。
全国レベルでは大腸癌腹腔鏡下手術は大腸癌手術例全体の30%程度に行われているに過ぎませんが、私どもの多数の経験からは95%以上の実施を目指しています。
また、検査部門では、胃内視鏡検査は、通常の経口による検査に加えて、経鼻による内視鏡も選択肢の一つとなっています。
大腸内視鏡検査は、朝早い時間から来院いただければ午前中で検査を終了する事が可能です。ポリープ等の病変が認められた場合に、適応があれば、内視鏡にてポリープ切除をします。
CT検査・内視鏡検査は朝食を召し上がってこなければ、当日検査が可能です。また、潰瘍出血・憩室出血等の消化管出血に対しての緊急内視鏡検査も行います。
手術は、上記の大腸癌手術以外に、そけいヘルニア・痔核・急性虫垂炎等の一般外科手術も行っています。
卒大 | 神戸大学卒 |
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専門領域 | 大腸癌の手術(特に、大腸癌腹腔鏡下手術)、その他の小腸・大腸疾患の手術、肛門疾患・ヘルニアの手術、その他 |
認定 資格 | 日本内視鏡外科学会−技術認定医 日本内視鏡外科学会評議員 日本大腸肛門病学会−専門医・指導医・評議員 日本外科学会−専門医・指導医 日本消化器外科学会−専門医・指導医 |
卒大 | 東邦大学卒 |
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専門領域 | 大腸癌の手術(特に大腸癌腹腔鏡下手術)、大腸癌の化学療法、その他の小腸・大腸疾患の手術、肛門疾患・ヘルニアの手術 |
認定 資格 | 日本内視鏡外科学会-技術認定医 日本消化器内視鏡学会-専門医 日本外科学会-専門医 日本消化器外科学会-認定医 日本臨床外科学会会員 日本消化器病学会会員 大腸肛門病学会会員 |
卒大 | 帝京大学校卒 |
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専門領域 | 消化器疾患 |
認定 資格 | 日本内科学会 日本消化器病学会 日本消化器内視鏡学会 |
卒大 | 宮崎医科大学校卒(現・宮崎大学) |
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専門領域 | 消化器疾患 |
認定 資格 | 日本外科学会 認定医・専門医・指導医 日本消化器外科学会 専門医・指導医 日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医 日本消化器病学会 専門医・指導医・学会評議員・九州支部評議員 日本消化器内視鏡学会 専門医・指導医・九州支部評議員 日本大腸肛門病学会 専門医・指導医・学会評議員 日本がん治療認定医機構がん治療認定医 日本消化管学会胃腸専門医 Needlescopic Surgery Meeting世話人 |
卒大 | 宮崎医科大学校卒(現・宮崎大学) |
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専門領域 | 消化器疾患 |
認定 資格 | 日本内科学会総合内科専門医 日本消化器内視鏡学会 専門医・指導医 日本消化器病学会 専門医・指導医 |
卒大 | 防衛医科大学校卒 |
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専門領域 | 上部消化管癌の手術 |
認定 資格 | 医学博士 日本外科学会-専門医 日本消化器外科学会-専門医、指導医 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医 日本食道学会 食道科認定医、評議員 日本外科感染症学会 ガイドライン委員会 SRチーム員 日本内視鏡外科学会会員 |
一般的な消化器の症状といわれると、腹痛・胸やけ・食欲不振・吐き気…というところでしょうか。更には、下痢・便秘・下血・胸やけ・嚥下(えんげ)困難…とより具体的な症状を持たれる方もいらっしゃいます。これらの症状は、消化器疾患が原因で生じることもあれば消化器以外の病気(心因性など)によって起こることもあります。
当然ではありますが、上記のような症状を改善するには、的確な検査・診断を行い、それに対し最良な治療を行うことが私達医療従事者の役目です。まずは、近所の消化器科のある医療機関へ早め早めの受診をお勧めします。
ちなみに当院では、胃・大腸内視鏡、CTにて診断を行い、皆様の治療に役立てたいと考えております。
更に、当科にての強みである大腸疾患に関しては
等の症状がある場合、最も厄介な大腸癌の可能性を否定できません。
速やかな内視鏡による詳しい検査を行うことが肝要かと思います。